会社概要
ネスタリゾート・グランドプリンセスホテル大阪ベイ・ファミリア神戸本店レストラン color of time・コーナン・ハーベストの丘 他
昭和48年 | 初代社長、前田久子が主として北海道産雑木の販売開始 |
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昭和50年6月 | 法人設立 |
昭和56年8月 | 集成材販売開始 |
昭和59年4月 | 前田光作 社長就任 |
平成12年4月 | 中国より輸入開始 |
平成17年9月 | 仏像彫刻用材販売開始 |
平成18年9月 | 能面用材販売開始 線香・お香販売開始 |
平成22年1月 | 森のおもちゃ工房にて積み木の販売開始 |
平成22年4月 | 森のおもちゃ工房にて木製マウスパッドの販売開始 |
平成23年11月 | 薪匠(まきしょう)にてピザ窯用・ストーブ用薪の販売開始 |
平成24年5月 | 薪匠にて陶芸用薪の販売開始 |
令和2年 | キャンプ用薪 販売開始 |
早いもので彫刻用材の販売を始めまして、15年が経ちました。多くの方々に支えられた今日までを本当に感謝いたしております。
思い起こせば47年前 父と共に、北海道産広葉樹を取扱う事業を興し、長く卸業を営んで参りました。建設業界の繁栄に支えられ、おかげさまで順調に業績を伸ばして参りましたが、近年何か物足りなさを感じるようになっておりました。
御注文をいただき、各取引先へ納入する事の繰り返しの中、最終消費者のお客様は自社の商品に対して、喜んで頂いているのだろうか?ご不満を感じてはいないだろうか?と思うような業種でありまして、何かお客様との信頼関係や触れ合いが薄く、不安な想いで商いをしてまいりました。
そんな折、一人の彫刻家の先生より『仏像用の彫刻材は扱っていませんか』とのお問い合わせがありました。これが彫刻用材との出会いでした。
今思えば、それが会社の転機だったのだと思います。
建築用材で広く用いられているのは、アメリカ・カナダ・インドネシア・北欧・ロシア・中国・ブラジル等の安い木材です。 木材消費大国の日本ではインドネシアの熱帯雨林や世界各国より莫大な量の木材を輸入しています。 その為に一部の国では違法伐採を繰り返し、生態系は危機に瀕しています。
確かに安く・大量にという建築用材も必要ですが、環境問題の叫ばれている中、出来ることであれば地球にやさしいものをと考えていたのです。
そういう思いで弊社も平成18年に合法性木材の取扱認定を取得致しました。 現在彫刻用材として提供させていただいております木曾檜は、年間伐採計画の中で市場提供され、環境にも配慮した合法的な木材であります。
今の社会は目に見えるものしか信じられなかった時代から、目に見えるものすら信じられない世の中へと変化しています。日本の長い歴史の中、人も木材も変わり続けてきましたが、変わらない物、長い歴史の中で護られてきたものの尊さを求める時代へと変わって来ていると思います。
コンピューターで設計し機械での大量生産では対応できない物、自然の温かさ、精神の安定…など。 私どもは、彫刻用材(木曾檜・楠・榀・かや・桂等)という商品を通じて、お客様一人一人の心に潤いと喜びをもたらす一助となればと考えております。 今はお客様の喜びの声や笑顔に、社員一同喜びを感じ、お叱りの声に試行錯誤する日々でございます。
初心を忘れず、一人でも多くの方に喜んでいただきたいという志で、更に精進させていただきたいと思っております。